「生きる=息る」
最前線の役者さんが、
声を出す時にどれだけ体全体を使って表現をしているかという
とっても興味深いエピソードがあったので、
ボイトレラボコラムでも紹介したいと思います。
三浦春馬さんと、ボイストレーナーの斉藤かおるさんのお話です。
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「ある時、春馬くんは『緊張すると、お腹が悪くなっちゃう』と言っていました。
その話を聞いて、お腹は、声と密接に関係があるので、
どんなふうに腹から声を出すか練習しました。
例えば、『腹を立てる』というシーンで、
言葉通り『内臓が縦になる』イメージで声を出すとどうなるか。
息をどう吸うか。イメージ通り、演技したら説得性があるね、と。
春馬くんには、『具体的な方法があるんだ』と新鮮だったようです。
そうしたレッスンがやみつきになって、
『役として、生きる=息る、だね』と話していました。
この教えは、五代が大勢の前で演説するシーンにも現れています」
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※全文は、ぜひこちらからご覧ください。
⇨「三浦春馬くんはメディアの中で生き続ける」ボイストレーナーが語る「彼が考えていた未来」
腹を立てるという言葉から、
本当に内臓が縦になってるイメージで表現されているなど、
感情を内臓にまで意識するお仕事振り。
まさに、「生きる=息る」という言葉が相応しいなと感じました。
歌における感情の表現は、
・悲しい表情をすれば、悲しい声になる
・嬉しい表情をすれば、嬉しい声になる
まずは、ここからはじめてみてください!
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